北海道



北海道

 函館近郊と小樽、札幌。そして外周1周の旅で完結。札幌近郊や函館近郊は観光化された都会でしたが、一歩外に踏み出すと本当の北海道がありました。




稚内宗谷岬   

 日本最北端の岬で、丘の上にある公園から広い海を眺めると、かなり大きなボリュームで「宗谷岬」の音楽が流れており、物悲しい最果ての地という雰囲気を醸し出しています。一方、ノシャップ岬は平坦で海辺まで家屋が立ち並んでいましたが、稚内との町の境にある丘の上には自衛隊の大きなアンテナなどが立ち並び、海の向こうには樺太(ロシア)があるのだという事を実感させてくれる場所でもありました。

 





 




知床峠

 網走から見る知床は残雪の模様が綺麗に残り、一種独特の雰囲気を醸し出してくれます。知床峠からは”国後島”が、まじかに見渡せました。 ん〜、「あそこはやはり日本だよな」という事を確信させてくれる場所でもありました。



納沙布岬

 納沙布岬を訪れたときには、生憎の霧で視界があまり良くありませんでしたが、北方領土館の望遠鏡からは水晶島等の歯舞諸島が見渡せました。晴れていれば、肉眼で大きく見えた事でしょう。ここにも領土問題があります。カニ漁でだ捕というニュースを良く聞きますが、この距離感では・・・・・・・。一日も早い領土返還交渉が成立すれば良いと思います。


釧路湿原

 広大な自然が残っていました。このような景色はテレビの映像でしか知らない世界でしたが、現地では心が素に戻るような感覚を覚えました。自然は大切にしなければならないと思いました。



襟裳岬

 半島の東側と西側ではこのようにも天気が違うものかと感心させられました。東側は霧で全く視界がきかなかったにも関わらず、半島から西側に出たら途端、数キロもいかないうちに快晴になったのは驚かされました。東北の”ヤマセ”の根源を見たような気がしました。


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